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03月06日-02号

  • "水洗便所改造等資金貸付基金条例"(/)
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  1. 宜野湾市議会 2012-03-06
    03月06日-02号


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    平成24年  3月 定例会(第368回)   平成24年第368回宜野湾市議会定例会会議録(第2日目)                       午前10時00分(開議時刻)            平成24年3月6日(火)                       午後2時06分(散会時刻)1.出席議員(28名)     議席番号   氏名    議席番号   氏名       1   玉元一恵     2   米須清正       3   屋良千枝美    4   宮城勝子       5   佐喜真 進    6   宮城 克       7   宮城 司     8   知名康司       9   濱元朝晴    10   桃原 朗      11   伊波秀男    12   桃原 功      13   喜舍場 保   14   森田 進      15   比嘉憲康    16   呉屋 等      17   島 勝政    18   平良眞一      19   上地安之    20   呉屋 勉      21   知念吉男    22   我如古盛英      23   岸本一徳    24   伊波一男      25   大城政利    26   又吉清義      27   仲村春松    28   伊佐光雄2.欠席議員(なし)3.説明のために出席した者      職名       氏名     職名       氏名     市長       佐喜眞 淳  副市長      松川正則     教育長      宮城茂雄   水道事業管理者  新田宗仁     総務部長     伊佐 努   企画部長     宮平良和     基地政策部長   山内繁雄   福祉保健部長   玉那覇豊子     市民経済部長   宮城 聡   建設部長     石原昌次     指導部長     古堅宗篤   消防長職務代理者消防次長                              大嶺清光     会計管理者    國吉秀子   教育部次長    宮城光徳4.議会事務局出席者      職名       氏名     職名       氏名     次長       和田敬悟   主任主事     伊禮理子     主事       宮城顕治   主事       中村 誠5.会議に付した事件は議事日程第2号のとおりである。              議事日程第2号         平成24年3月6日(火)午前10時開議 日程第1 議案第22号 宜野湾市水洗便所改造等資金貸付基金条例の一部を改正する条例について 日程第2 議案第24号 宜野湾市立博物館設置条例の一部を改正する条例について 日程第3 議案第25号 宜野湾市立中央公民館の設置、管理及び職員に関する条例の一部を改正する条例について 日程第4 議案第26号 宜野湾市火災予防条例の一部を改正する条例について 日程第5 議案第27号 宜野湾市消防手数料条例の一部を改正する条例について 日程第6 議案第2号 平成23年度宜野湾市一般会計補正予算(第5号) 日程第7 議案第3号 平成23年度宜野湾市国民健康保険特別会計補正予算(第4号) 日程第8 議案第4号 平成23年度宜野湾市下水道事業特別会計補正予算(第3号) 日程第9 議案第5号 平成23年度宜野湾都市計画宇地泊第二土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号) 日程第10 議案第6号 平成23年度宜野湾都市計画佐真下第二土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号) 日程第11 議案第7号 平成23年度宜野湾市介護保険特別会計補正予算(第3号) 日程第12 議案第8号 平成23年度宜野湾市介護老人福祉施設等特別会計補正予算(第4号) 日程第13 議案第9号 平成23年度宜野湾市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) 日程第14 議案第19号 宜野湾市税条例の一部を改正する条例について 日程第15 議案第20号 宜野湾市介護保険条例の一部を改正する条例について 日程第16 議案第21号 宜野湾市食育推進会議条例の制定について 日程第17 議案第23号 宜野湾市民図書館条例の一部を改正する条例について 日程第18 議案第28号 宜野湾市水道局布設工事監督者及び水道技術管理者資格基準等に関する条例の制定について 日程第19 議案第29号 伊利原市営住宅建替工事(A棟建築)の議決内容の一部変更について 日程第20 議案第30号 伊利原市営住宅建替工事(B棟建築)の議決内容の一部変更について ○呉屋勉議長 おはようございます。ただいまから第368回宜野湾市議会定例会第2日目の会議を開きます。(開議時刻 午前10時00分) 本日の日程は、お手元に配付してあります議事日程表第2号のとおり進めてまいります。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時00分) ○呉屋勉議長 再開します。(再開時刻 午前10時00分) 日程第1.議案第22号 宜野湾市水洗便所改造等資金貸付基金条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 本件に対する質疑を許します。宮城克議員。 ◆6番(宮城克議員) おはようございます。この件に関して、2~3質疑をさせていただきます。 まず、提案理由のほうに接続率の向上に伴いとあるのですが、まず3,000万円の基金を2,000万円にした根拠をお聞きしたいのですが、御答弁をお願いします。 ○呉屋勉議長 建設部長。 ◎石原昌次建設部長 おはようございます。お答えいたします。本条例の基金の3,000万円を2,000万円にした根拠でございますけれども、ここ数年、貸付件数が過去5年においても相当減っている関係で、過去5年の件数が13件でございます。そして、貸付額も平均で430万2,000円ぐらいということもありまして、基金運用については監査からの指導もございますので、そのため減額するものでございますけれども、平成24年1月現在において貸付額は約730万円程度でございまして、基金残高もまだ2,270万円程度でゆとりもあるものですから、今後の推移からしてもそれで落ちつくだろうということで、今回減額した次第でございます。 ○呉屋勉議長 宮城克議員。 ◆6番(宮城克議員) 部長、ありがとうございました。今回、この件に関して質疑させていただいた経緯に、去る昨年の12月委員会でも基金の3,000万円に対して何点か質疑させていただいたものですから、あれから3カ月たって1,000万円ほど減額するという部分が知りたかったものですから。部長、若干あと2~3お聞きしたいのですが、普及率も今説明の中にありましたが、今後、2,000万円を基金に設置することによって対応されていくという認識ではあると思うのですが、例えば今後の接続に対する目標等とか、その辺の設定なんかはされているのか。 済みません、重ねてあと1点、基金ですので、きょう、手元に資料を忘れてしまって、今、過去5年の話がありましたが、たしかここ10年近くですか、ずっと3,000万円ほど置かれていったと思われますが、基金の中の利息が発生していると思うのですが、そういった利息なんかはどこにおさまって、どういうふうに使用されているのか、それもあわせて御説明願えますか。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時04分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午前10時05分) 建設部長。 ◎石原昌次建設部長 お答えいたします。まず、目標は、常に推進を図りながらやっていくということで、貸し付けですから、当然借りる側がいてのことですけれども、推進しながら普及率を向上させていくということでございます。 それから、基金の利息については、会計課のほうで今管理をしておりまして、それをまた原課のほうに利息を戻す形で対応していきます。 ○呉屋勉議長 宮城克議員。 ◆6番(宮城克議員) わかりました。いただいた資料にも、世帯に対する使用可能世帯数ということで、4万41世帯に対して3万5,775世帯、比率で89.35%というふうに出ています。去る12月にも委員会で提案させていただきましたが、聞くところによると、下水の本管が私有地ということで接続できない箇所、そこに住まれている方々はまた実費等で浄化槽等を設置されているという話もありましたので、その辺も制度を改善されながら、あと、後に普天間飛行場が返還された際には、基金もこれだけでは足りないのかなと。必要になったときは、また基金も増額されるなり、必要に応じて対応されないといけないと思われますので、その辺を再度研究もされていて、そのときになって慌てないように進められてください。以上です。 ○呉屋勉議長 進めてまいります。 本件については、質疑も尽きたようですので、質疑を終わり、あわせて委員会付託も省略し、討論に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 本件に対する討論を許します。     (「進行」という者あり) ○呉屋勉議長 討論もないようですので、討論を終わり、表決に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 これより議案第22号を採決いたします。本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、本件は原案のとおり可決されました。 日程第2.議案第24号 宜野湾市立博物館設置条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 本件に対する質疑を許します。     (「進行」という者あり) ○呉屋勉議長 本件については質疑もないようですので、質疑を終わり、あわせて委員会付託も省略し、討論に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり)
    呉屋勉議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 本件に対する討論を許します。     (「進行」という者あり) ○呉屋勉議長 討論もないようですので、討論を終わり、表決に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 これより議案第24号を採決いたします。本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、本件は原案のとおり可決されました。 日程第3.議案第25号 宜野湾市立中央公民館の設置、管理及び職員に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 本件に対する質疑を許します。     (「進行」という者あり) ○呉屋勉議長 本件については質疑もないようですので、質疑を終わり、あわせて委員会付託も省略し、討論に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 本件に対する討論を許します。     (「進行」という者あり) ○呉屋勉議長 討論もないようですので、討論を終わり、表決に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 これより議案第25号を採決いたします。本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、本件は原案のとおり可決されました。 日程第4.議案第26号 宜野湾市火災予防条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 本件に対する質疑を許します。仲村春松議員。 ◆27番(仲村春松議員) 委員会省略の議案ですので、少しだけお聞きしたいと思います。今回、消防手数料の条例の改正ですが、この条例に該当する内容が過去3カ年ぐらいあったのか、手数料が入ってきた実例があったのか、これについて御説明ください。     (何事かいう者あり) ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時11分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午前10時11分) 進めてよろしいですね。     (「進行」という者あり) ○呉屋勉議長 本件については質疑もないようですので、質疑を終わり、あわせて委員会付託も省略し、討論に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 本件に対する討論を許します。     (「進行」という者あり) ○呉屋勉議長 討論もないようですので、討論を終わり、表決に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 これより議案第26号を採決いたします。本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、本件は原案のとおり可決されました。 日程第5.議案第27号 宜野湾市消防手数料条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 本件に対する質疑を許します。仲村春松議員。 ◆27番(仲村春松議員) 先ほどは大変失礼しました。今度の消防手数料条例の改正ですが、過去に手数料を受け取った実例があるのか、過去3カ年間のそういった実績があったのか、その辺について御説明ください。 ○呉屋勉議長 消防長職務代理者。 ◎大嶺清光消防長職務代理者消防次長 お答えします。手数料の容量なのですが、この手数料は容量が1,000キロリットル以上の屋外タンクの貯蔵槽で、宜野湾市には該当するところがなく、平安座、宮城島、そういうところに大きい貯蔵タンクがあります。ここ3カ年、5カ年、そういう手数料の入金とかは入っておりません。以上です。 ○呉屋勉議長 仲村春松議員。 ◆27番(仲村春松議員) 条例を定める根拠として、やはりこういった該当する施設がない自治体にも定めるというのはどういった根拠があるのか、それだけ、要するにどういう消防法がこういう条例で来ているのか、根拠があると思いますが、これについて説明ください。 ○呉屋勉議長 消防長職務代理者。 ◎大嶺清光消防長職務代理者消防次長 お答えします。平成23年度じゅうに総務省、消防庁で内部浮きふたつき屋外タンク貯蔵槽の安全対策に関する検討会が開催され、その検討会において、近年、固定屋根工場屋外タンクにあって、液面上に内部浮きふたを有するものについて、地震等に伴う事故が発生していることが報告されている。一方、東海地震や東南海・南海地震の切迫性が指摘されていることから、当該内部浮きふたつき屋外タンク貯蔵槽内部浮きふたに係る耐震性の見直しを図るため、技術料の基準の改正を行った。なお、東日本大震災の被害の状況の結果によっては、さらに見直しが必要となる場合があります。以上です。 ◆27番(仲村春松議員) 以上です。 ○呉屋勉議長 本件については、質疑も尽きたようですので、質疑を終わり、あわせて委員会付託も省略し、討論に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 本件に対する討論を許します。     (「進行」という者あり) ○呉屋勉議長 討論もないようですので、討論を終わり、表決に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 これより議案第27号を採決いたします。本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、本件は原案のとおり可決されました。 日程第6.議案第2号 平成23年度宜野湾市一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。 本件に対する質疑を許します。呉屋等議員。 ◆16番(呉屋等議員) おはようございます。1点だけ質疑をさせていただきます。予算書の8ページのほうをお開きください。8ページの第2表繰越明許費、10款教育費2項の小学校費の事業名は普天間第二小学校校舎増築事業9,375万4,000円のこれは繰り越しになっています。理由書の10ページのほうで、資料のほうもいただいておりますが、そもそも確認をしながら質疑をしたいのですが、校舎増築事業というのは普天間第二小学校の生徒の自然増員により、現在、普通クラスが不足をしております。そのため、特別クラスで授業を行っていると。普通クラスが不足しているため、特別教室をつぶして、その中で授業を行っているという状況の緊急措置として増築をして、不足分を補うというものであったと本員は認識しておりますが、当事業はそれで間違いはなかったでしょうか。 ○呉屋勉議長 教育部次長。 ◎宮城光徳教育部次長 御質疑にお答えをいたします。今、議員おっしゃるように、児童増に伴う増築ということでございます。 ○呉屋勉議長 呉屋等議員。 ◆16番(呉屋等議員) そのとおりということで、であれば以前にいただいた工程表を見ても、本来であれば工程表の中では3月の上旬には完了検査を行い、3月上旬に引き渡し予定ということで、これは昨年いただいた計画工程表であります。 要するに新年度からは教室が完成して、不足分の普通教室を補う形で授業をできるものだと、保護者も、そして子供たちもそのように認識しておったのですが、ところが年度を越してしまう理由が書いてあるのですが、この事業は入札自体、もともと低入札を考慮した計画がつくられておりました。実際、入札の中において、事業の開始日がおくれた最大の要因として、磁気探査云々というのが書かれていますが、磁気探査と本事業ということの因果関係がよくわからないのですが、具体的に磁気探査がどれぐらいおくれて、どのぐらいの不足が出たのか、そちらを御説明をお願いします。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時20分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午前10時21分) 教育部次長。 ◎宮城光徳教育部次長 お答えをいたします。磁気探査に係る作業で不測の日数を要したということでございますが、実は不発弾の磁気探査をする際に、くい工事等の施工に当たって、地質の状況が非常にれきを含んだりというようなことがあって、施工能力がかなり低下をしたと、そういうものが要因としてあっておくれたということでございます。 ○呉屋勉議長 呉屋等議員。 ◆16番(呉屋等議員) 具体的な日数ということをお聞きしたのは、私も工程表を前にいただいておりましたので、それも見ながら少し質疑をしたかったのですが、ではこれは後ほどで結構ですので、実際どうなったかということの資料も出していただきたいのと、あと今回は増築の影響を受けて運動会を通常10月から4月の前半に、1学期の前半というかなり厳しい日程で開催をしまして、てっきり8月の夏休みの間には基礎工事、くい打ちがもう終わるのかなと思ったら、実は2学期に入って、要するに子供たちが登校してからくい工事が始まったのですよ。 ですから、これは校舎が隣接した中で基礎工事が行われているものですから、子供たちは本当に授業どころではなかったという話も聞いています。本来であれば、7月から8月にかけての長期的な夏休みの間に、そういった基礎工事を済ませていただけるものだと思っていたのですが、そこも私はかなり不満を持って質疑をさせてもらっていますが、詳しくは委員会のほうでこれは審議されていくものだと思いますが、この日程からすると5月31日ということで書いてありますが、実際、現在の進捗状況と、本当にこれは3月末には引き渡しが不可能なのかどうか、それの見込みもあわせて御答弁ください。 ○呉屋勉議長 教育部次長。 ◎宮城光徳教育部次長 お答えをいたします。現在、工事に係る進捗状況といたしましては90%以上の状況でございまして、3月27日に契約検査課の完了検査を予定をしておりまして、3月末には完了ということで、今現在進めているところでございます。 ○呉屋勉議長 呉屋等議員。 ◆16番(呉屋等議員) 今の答弁では、3月末までには完了予定をしているが、いわゆる不測の事態のために5月ということで書いてあるのかどうかということの確認と、あと完了後のいわゆる学校ですから引っ越しとかもありますが、その辺の調整は学校側とはきちんと話ができているのかどうか、この点を確認したいと思います。 ○呉屋勉議長 教育部次長。 ◎宮城光徳教育部次長 お答えをいたします。これについては、学校の校長先生を含めて協議をさせていただいて、引っ越し等については次年度の新学期スタートに向けて支障のないようにということで、今協議をしているところでございます。 ○呉屋勉議長 呉屋等議員。 ◆16番(呉屋等議員) 部長、ぜひとも新年度に支障のないように、年度内での工事、繰り越しということでやってはあるのですが、基本的には新年度にスタートできるように、よろしくお願いします。以上です。 ○呉屋勉議長 又吉清義議員。 ◆26番(又吉清義議員) おはようございます。あと少し教育委員会にお願いしたいのですが、同じ9ページの債務負担行為補正教育用コンピュータ整備事業、限度額の設定で、変更前が3,933万5,000円ですが、変更後、約半分以下なのですが、これについて当初の予算見積もりと、変更後、何がどう変わってそうなったのか、それを資料としていただきたいのですが、よろしいでしょうか。 ○呉屋勉議長 指導部長。 ◎古堅宗篤指導部長 おはようございます。御質疑にお答えいたします。まず、御質疑の債務負担行為の内容でございますけれども、変更前が3,933万5,000円ということで、変更後が2,036万1,000円ということになっておりますけれども、まず変更前のほうの内訳ですけれども、実際、見積もりをとらせていただいたときの額と、それから見積もり後の契約会社の提案した内容との差でございます。 具体的には、実際、内容というのは、宜野湾市の図書館管理システムの賃貸借、保守管理等でございまして、実際、現在も9月からは各学校で図書館のいろんなシステムを、本を借りたり、貸し出したりするもののシステムが5カ年の60カ月の契約ということでの契約を済ませてございます。 当初のほうは、これまで何年か、5カ年契約をしていただいていたエスネットさんという会社があるのですけれども、そこのほうの5カ年の見積もりをとらせていただきました。そのときは、4,200万円云々の話が出ていましたけれども、実際それが3,900万円に変わった、まず当初の見積もりも実際変わったのは、平成23年度の9月からの7カ月分、それについては平成22年度に1年と半年分の契約をしてございましたので、その辺の差し引きで予算がとられてございます。これが変更前の3,900万円近くの数になってございます。 あと、変更後につきましては、実際契約した側が沖縄県学校用品株式会社さんですけれども、そこからの同じように6カ月分の契約がございまして、6カ月の中でも、9月から3月までのその前に予算計上してございましたので、その辺を差し引いて、あとの60カ月の契約が2,036万1,000円ということの内訳になってございます。以上でよろしいでしょうか。 ○呉屋勉議長 部長、資料の提出を求めています。 ◎古堅宗篤指導部長 後日、資料は提供させていただきます。 ○呉屋勉議長 又吉清義議員。 ◆26番(又吉清義議員) お互い努力により経費節減できるのは非常に大変すばらしいことだと思います。ただ、気になるのは、よくコンピューター関係では、維持管理業務を安く入札する、その後はまた修理等が必要になったときに、逆にまたそれを取りかえられてしまうと、そうなってしまうと、あべこべになってしまうのかなと思っておりますので、それもまたやはりこの値段で60カ月で、努力、改善でそれができるのであれば、ぜひそういった努力があれば非常にいいことだと思いますので、資料も出していただけるということですので、よろしくお願いいたします。 あと少しお願いいたします。資料でなのですが、13ページのほうで歳入のほうがあるのですが、やはり歳入の市税で個人のほう、説明欄のほうに均等割、所得割というのがあるのですが、特に宜野湾市の所得割、各3万9,000世帯のうち200万円以下の世帯が約85%だったかなという記憶があるものですから、所得割の700万円減になっているところ、所得割というのはどの収入の範囲の方なのか、それを資料としていただきたいのですが、よろしいでしょうか。 ○呉屋勉議長 総務部長。 ◎伊佐努総務部長 おはようございます。又吉清義議員の御質疑にお答えいたします。個人市民税のうち所得割が701万8,000円ということで、補正の減をしているということでございます。どのランクの所得の減があるかということについて、今、資料を持ち合わせておりませんけれども、税務課のほうでそれが確認できれば、資料として提供していきたいと思います。 ○呉屋勉議長 又吉清義議員。 ◆26番(又吉清義議員) ありがとうございます。よろしくお願いします。 あと少しだけお願いします。次に、確認ですが、74ページの土木費のほうなのですが、やはり地域として、また地域住民もお互い大変な思いをしながら、また当宜野湾市のほうでも何とか単独でもそういった事業に踏み切った我如古21号、これの新設整備事業を単独で1,042万5,000円、委託料のほうが減になっているというのは、これは委託をした予算執行の残りなのか、委託をしていないということなのかということなのですが、地域住民としては40年以上もほったらかされた我如古21号、一日でも早い完成を待ち望んでいるものですから、この中身の説明がなかったのですが、これについては執行残なのか、委託をしていないのか、その点について御説明をお願いしたいと思います。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時32分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午前10時32分) 建設部長。 ◎石原昌次建設部長 お答えいたします。我如古21号道路新設整備事業ですけれども、当初、委託料ですけれども、県の補助金を想定していなかったのですけれども、来年、地方債までこれは考えていたものですから、その一部を次年度また補助でもって対応可能ということで、その分を減額して来年に回すということでございます。 ○呉屋勉議長 又吉清義議員。 ◆26番(又吉清義議員) 県の補助事業も受けながらであれば、地域住民の方々も納得すると思いますので、説明会のほうで平成26年度には開通するのではないかということで、地域住民のほうも残地のある方、また地権者の方々も皆さんとタイアップをして、それをより整合性のある道路整備をしたいということで、今、動き始めているものですから、そういったことで聞いた次第です。ありがとうございました。以上です。 ○呉屋勉議長 伊佐光雄議員。 ◆28番(伊佐光雄議員) 1点だけ、お願いします。この議案は最終補正ということで、本員も理解しておりますけれども、26ページ、お願いします。歳出の土木費国庫補助金、道路橋梁費、大山7号道路改良事業費の1億2,000万円の減になっておりますけれども、当該地域は大山7号の工事が当初は平成24年完成の予定で、その後、地域の用地買収が困難ということで、2年延期しまして平成26年完成予定というので本員は理解しておりますけれども、今回の最終補正で1億2,000万円減になっておりますけれども、その辺の状況を説明していただきたいと思っています。 ○呉屋勉議長 建設部長。 ◎石原昌次建設部長 お答えいたします。大山7号道路改良事業費の補正減の理由でございますけれども、当初予算において既に上部工を完了しておりますけれども、一部、収用予定箇所があるのですけれども、その付近まで橋脚工事を予定していたのですけれども、収用手続が若干おくれておりまして、その分また来年に回すということで、今回は補正減をして、来年にまた工事をしていくということでございます。 ○呉屋勉議長 伊佐光雄議員。 ◆28番(伊佐光雄議員) この事案は補助金ということで、総枠の中の補助金で、年度を越しても次のまた事業で使えるということで理解しておりますけれども、さっき部長が言った収用という、今、答弁では大変気になるところであるのですけれども、これは質疑のもちろん今は時間でありますけれども、収用がどこまで進んでいるのか、また2年3年と延びるのか、そこら辺を説明していただけますか。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時36分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午前10時36分) 建設部長。 ◎石原昌次建設部長 お答えいたします。おくれていますけれども、かなりのおくれではなくて、現時点での工程からしますと、平成24年9月、年度は次年度ですけれども、9月から10月においては権利者の取得明け渡しができるものではないかという想定でございます。 ○呉屋勉議長 伊佐光雄議員。 ◆28番(伊佐光雄議員) 9月から10月にかけて、その辺の業務的な手続が完了するというようなことですけれども、大山7号は大山地域の田んぼ畑の中を通っている道路で、供用開始されれば、あの地域に大分影響が出るということでありますので、またしっかりとそこら辺は当局のほうも事業を継続して、平成26年までの供用開始をぜひ実現していただきたいと思っております。以上であります。 ○呉屋勉議長 上地安之議員。 ◆19番(上地安之議員) 1点だけ確認をさせてください。今回の最終補正の中で、不用額がかなり出てきておりますけれども、一方で補正増になっている4節の部分、これが非常に目につくのですね。しかも、3月年度末を迎える中で、果たして4節の増額部分というのはどのような意味なのかなと理解ができないのですが、その説明は今までもなかったのですが、4節の部分の増額について説明いただけますか。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時38分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午前10時39分) 上地安之議員。 ◆19番(上地安之議員) 要するに4節の共済費の部分のことを言っているのですよね。それがそれぞれの款ごとに増額になっているのですよ。しかも年度末、4月1日を間もなく迎えるに当たって、それがそれぞれの款で増額になっているというのが非常に目につくのですよ。それは委員会にて審査しますので、これは母法の法律の変更があったのか、何の法律に変更があったのか、あるいは母法は何なのか、その資料だけ委員会に提出してください。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時40分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午前10時40分) 総務部長。 ◎伊佐努総務部長 上地議員の御質疑にお答えいたします。ただいま資料の要求がありました共済費の増の理由につきまして、資料を提供いたしたいと思います。 ○呉屋勉議長 進めてまいりましょうね。我如古盛英議員。 ◆22番(我如古盛英議員) よろしくお願いします。8ページ、繰越明許費のほうですけれども、真志喜給食センターと普天間第二給食センター統合で、新設給食センターが進んでいるわけですけれども、今回、給食センターの事業費というのが繰り越しされるということでありますけれども、説明書の中にちゃんと書かれてはいるのですけれども、用地の地権者が死亡で、相続のために用地取得ができていないということですけれども、もう少し説明いただけないでしょうか。 ○呉屋勉議長 教育部次長。 ◎宮城光徳教育部次長 お答えをいたします。新設学校給食センター建設事業の繰越明許費の内容でございますが、今現在、事業認定庁への事業認定申請の手続を進めているところでございまして、それに係る添付書類としまして、現在、地権者9名おりますけれども、地権者全員の土地譲渡承諾書というのが必要でございます。その中に、地権者の中に死亡をしている地主さんがおりまして、その方の相続登記等を含めた、法定相続人等を含めた協議がまだされていないということもございまして、現実的には法律上の申請書についてはすべてほぼ書類はでき上がっておりますけれども、土地譲渡承諾書のほうが今現在まだ完了をしていないということがございまして、今回の繰越明許費ということで、次年度に繰り越すということでございます。 ○呉屋勉議長 我如古盛英議員。 ◆22番(我如古盛英議員) 繰越明許費に係る理由等の中に、今、答弁があったとおり、中身からすると、お一人がまだ相続のために譲渡承諾書がとれないということですけれども、これは完了予定日が平成24年8月31日というふうに記されているのですけれども、そのときまではできないというふうな予定でやられているのでしょうか、あるいはそれ以内に今の事案が解決していって、申請ができるという形で思われているのでしょうか。 そういうところの資料とか、あるいはまた新設学校給食センターの場合は議会でも議論になった経緯がありますので、その土地が、全体の皆さんが統合して計画している基本構想、基本計画の敷地面積全敷地の中のどこら辺になるか、これだけ1点聞いてから、あとはまた委員会で審査しますので、そのときにまたしっかりやっていただけたらと思います。 ○呉屋勉議長 教育部次長。 ◎宮城光徳教育部次長 お答えをいたします。地権者の方については、先ほども9名ということでお話をしましたけれども、新設学校給食センターの用地面積としましては約5,800平米余でございますけれども、その中にお一人だけ、北側のほうに土地を持っていらっしゃる地主さんが、今お話をさせていただいた相続に関する手続がまだ済んでいないということもございます。 それから、教育委員会の事務局としましては、今後、事業認定に向けての作業が8月31日ということで一応は完了予定でございますが、引き続きこれについては建設検討委員会の中でも、次年度以降、基本設計、実施設計等に基づく施設の計画というものをきちっとやっぱり整理をしていく中で、事業認定の申請もあわせてやるということで今考えておりますので、状況としては遅くとも8月31日までには完了ができるように現在取り組んでいるということで、御理解をいただきたいと思います。 ○呉屋勉議長 進めてまいります。比嘉憲康議員。 ◆15番(比嘉憲康議員) 1点だけ、28ページの14款国庫支出金の中の10目防衛施設整備国庫補助金についてですけれども、主に真志喜中学校の校舎併行防音事業費4,100万円余り削られているのですけれども、4点ほどありますけれども、これだけ額が大きいものですから、その内容を資料をつくって委員会のほうにでも提出してもらいたいと思いますけれども、よろしいですか。 ○呉屋勉議長 教育部次長。 ◎宮城光徳教育部次長 お答えをいたします。併行防音事業に係る4点ございますけれども、それについては資料を提供していきたいと思います。 ○呉屋勉議長 比嘉憲康議員。 ◆15番(比嘉憲康議員) 委員会でぜひまたこれは審議して、総務になるのか、建設のほうに行くのかはちょっとあれですけれども、みんながスムーズに審査できるように、さっきの資料をよろしくお願いいたします。以上です。 ○呉屋勉議長 進めてまいります。 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 日程第7.議案第3号 平成23年度宜野湾市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 本件に対する質疑を許します。仲村春松議員
    ◆27番(仲村春松議員) 資料の要求をしたいと思います。まず、4ページ、予算に関する説明書の1款国民健康保険税、補正前の額が18億円余り、補正額が1,129万2,000円減額していますが、1,129万2,000円の対象者、どの額の税金を納める方々が何名とか、全体の18億円余りの国民健康保険税の払っている額がそれぞれ所得によって変わりますので、所得によって変わる額の納めている要するに市民の数、それについての資料を提出していただきたいと思いますが、議長、よろしいですか。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時49分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午前10時49分) 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。国民健康保険税につきましては、福祉保健概要の9の4ページに収納状況等を書いてありますけれども、ただ対象者の数等につきましては、概要の9の1、国民健康保険加入状況ということで、対象者の数等が記載されております。これに関連して、直近の数字については、後で資料を提供していきたいと思います。 ◆27番(仲村春松議員) 以上です。 ○呉屋勉議長 知念吉男議員。 ◆21番(知念吉男議員) 平成23年度国民健康保険特別会計補正、最終補正でありますが、歳入歳出それぞれ3億1,200万円余りの減額ということでありますけれども、国民健康保険税、これまでの事業財政状況からしますと、平成22年度の決算でも8,000万円余りの赤字というような状況のもとで、今回、3億円余りの減額になっておりますけれども、まず内容等について最初に御説明をお願いしたいと思います。 それから、あと1点は、14ページ、これに関連しまして歳入欠かん補填収入、これの収入の説明、これをどこでどういうふうに補っていくのか、御説明をお願いしたいと思います。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。福祉保健概要の9の1から9の3までにかけまして、国民健康保険での療養給付費、それから療養費等について、さらに高額療養費等について支出状況がございますけれども、これを見ましても年々医療費につきましては負担額がふえているというような状況でございます。 そのような中で、御質疑の3億円に係る分につきましては、今回、予算書の歳入の12ページの8款1項1目と2目を合わせまして5億395万8,000円の補正をしてございます。さらに、歳出におきましては、23ページの7款1項1目と2目におきまして3億1,744万2,000円の減額をしております。 この共同事業費につきましては、事業説明をしますけれども、保険財政共同安定化事業、高額医療費共同事業ということで、市町村の保険者において、高額な医療費が発生すると、保険財政負担が急増し、その運営基盤の安定が損なわれることになります。このような状況を緩和するために、県内市町村国保からの拠出金を財源として、各市町村の保険料の標準化と財政の安定化を図るものでございますが、市からの拠出をして、それからまた国保連合会のほうから安定事業として歳入が入っていきますけれども、今回はかなり共同事業については歳入減が5億円余る、それから歳出については3億円ということで、差額もございます。 しかしながら、不足分等につきましては、国が4分の1、県が4分の1を負担しておりますので、全体としてはバランスがとれていくと思いますけれども、今回につきましては見込み額がそれぞれ多く見積もり過ぎていたというふうにして、御理解をいただきたいと思います。 ○呉屋勉議長 知念吉男議員。 ◆21番(知念吉男議員) 国民健康保険特別会計の場合、介護も同じですけれども、次でいいです、1つ抜けていますけれども、予算を立てる場合は歳出の療養費がどのぐらいあるかということで、3年度分ですか、平均をしてこれに案分して予算はつくられると思うのですけれども、先ほどの部長の答弁では、5億円余り、歳出の見込みに原因があったのか、この仕組みを説明してほしいのですよ。 というのは、先ほど部長からありました歳入の減の3億円の共同安定化事業交付金、これに対しても、やはり高額の療養費、あるいは医療費の拠出によって、各個々の事業所自体が財政で賄える中身において分担があって、4分の1、4分の1という、こういうようなものがあると思うのですよ。それに対しては、部長が説明したように、見込み額が多過ぎて使えなかったと、要らなかったということは、宜野湾市の市民の健康状態がよかったのか、あるいはまた計算が間違っていたのか、このあたりをきれいに説明して明らかにして、次のこれは最終の予算なので、また次年度の予算に向けてちょっとやるべきではないかなと思うのですよ。ただ、見込み違いだったということで済むような問題ではないかなというふうに思うのです。 このあたりはどうですか、高額療養費、見込み額よりも減になっているということは、高額療養の方々が少なくなってきたのか、あるいは見込み額より少なかったのか、それで前年度と比べてどうなのかと。この概要には平成22年度までしかないわけですね。平成23年度はないわけです。そういった意味で、平成23年度についてどうだったのかという説明をお願いしたいと思います。 あともう一つ、12款の歳入欠陥補てん収入についての説明をお願いします。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時58分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時00分) 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。先ほども、高額療養費等の負担金についても概要のほうにございますということで申し上げましたが、平成22年までの比較をしますと、ずっと伸びている状況でございます。さらに、平成23年度の執行状況についても、伸びてはおります。 しかしながら、伸びる見込み額の変動と、それとさらに共同事業安定化ということで、歳入で入る分がマイナス5億円と先ほどお話しいたしましたよね。支出についてはマイナス3億円だということで、その辺、2億円の差もございますし、国保連合会からの交付金がかなり少なかったということで、これについては今、他市町村と比較をしながら精査をしているところでございますけれども、分析についてはちょっと時間がかかりますので、既に今回の補正にあわせましても国保連合会のほうには問い合わせをしておりますけれども、今現在、明確な報告が得られていない状況で、今後分析を図っていきたいと考えております。いずれにしましても、見込みの差については、深くおわびをしたいと思います。 それから、14ページの12款4項7目の歳入欠かん補填収入につきましては、5,253万5,000円を増額ということで充てておりますけれども、今回、一般会計もかなり厳しいということもございまして、一般会計からの繰り入れについてかなり厳しい状況もございました。歳入歳出を調整いたしますと、この金額はどうも穴埋めができなくて、赤字として補てん収入として充てさせていただいて、最終の締めでこの数字がどのように動くかわかりませんけれども、次年度、もしこの数字が動かなかった場合については繰り上げ充用という形になっていきます。できるだけこれを防いで進めていきたいと思います。 ○呉屋勉議長 知念吉男議員。 ◆21番(知念吉男議員) 今の7目の中身について、どういった場合にこういう項目でできたのか、これ3年ほど前からこういう項目ができていますね。この中身について、どんなときに、赤字になったときにはこういうふうにして、入ってもこない収入を項目を設けて収入として入れていくのかということを、いつからこういうふうにして内容をなっているのか、これの御説明をお願いします。 ○呉屋勉議長 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午前11時04分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時16分) 休憩前に引き続き、会議を進めてまいります。 知念吉男議員の質疑に対する答弁を求めます。福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 知念議員の御質疑にお答えいたします。先ほど、歳入欠かん補填収入というのは、いつごろからそのようにしているのかということでございましたので、平成20年4月の後期高齢者医療制度創設に伴いまして、全国で前期高齢者交付金が創設されたわけですけれども、前期高齢者交付金につきましては、全国では対象者数が30%ですけれども、沖縄県は17%ということで、交付金の配分がかなり低くなっている状況で、平成20年の決算からかなり赤字分が出てきていて、歳入欠かん補填収入として過去にも計上している状況がございます。これは、財務会計の手法としてやっている状況でございます。 ○呉屋勉議長 知念吉男議員。 ◆21番(知念吉男議員) そうなのですね。これをぜひ市民の皆さんにも、この内容をもっと理解していただきたいということで取り上げました。そういった意味では、やはり後期高齢者医療制度が実施されまして、前期高齢者に対する支援金というのですか、これに対する国の調整交付金の一つであるわけですよ。 そういった意味で、沖縄県は、去る66年前の戦争で、この年代が一番少ない人口になっているということで、これ人口割でされるものですから、全国は沖縄県以外は30%、沖縄は17%ということで、それが私たちの医療を守る、市民の健康を守る財政に、このように平成20年から起こった赤字というものが尾を引いてここまで来ていると。 私はこれをきょうなぜ取り上げたかといいますと、普通は欠陥はだんだん、だんだん減少するものと思っていましたのだけれども、このように5,000万円もまた補正増ということになりまして、これもこのままでいくと、私たちの保険財政はどうなるかということで心配をしております。 市長にちょっと御答弁をお願いしたいのですが、このように沖縄県、あるいは宜野湾市の国保財政、後期高齢者医療制度の導入によって、国保にこういう影響が出ているわけですね。そういうのも新聞報道にもありましたように、沖縄県の前期高齢者の人口が少ないという中で、こういうふうに全国に配分される調整交付金というものが少ないということなのです。 そういった意味では、やはり新しい市長になりまして、政府とのパイプも順調に、そして知事とも一緒になって頑張っていかれるということでありますので、ぜひそのことを全県の首長の皆さんと一緒に、国のほうにこの分をぜひとも補充、補てんしていただきたいということで、市長会、あるいは全首長の集まりがありましたら、ぜひ一緒になって、赤字の補てんについて要請をしていただきたいと思うのですが、市長の答弁をお願いしたいと思います。 ○呉屋勉議長 企画部長。 ◎宮平良和企画部長 知念議員にお答えいたします。今の例えば国保特会の補てん収入でございますけれども、本来であれば当然一般会計のほうで補てんするということもこれは検討しないといけないと思うのですけれども、ただ国保特会につきましては、御承知のとおり、当初予算段階でも7億5,000万円余りの繰り入れをしているという状況もあるということと、一般会計そのものが非常に厳しい状況にあるということもありまして、国のほうも国保の保険制度について再度支援をしていく、あるいはまた制度の見直しをしていくということの情報も入っておりますので、その辺も国の動向を見ながら、最終的には4月、5月段階で繰り上げ充用をするのかどうするか、あるいはまた一般会計の中でその分の補てんをするのかどうか、この辺も含めて、国の動きを今ちょっと探っている状況でございますので、その辺の情報が入り次第、また最終的にその分のまた補てんをするか。どういうふうな手法で対応していくかはちょっと検討させていただきたいということと、国のほうでも今の健康保険制度について、その辺の支援をしていくということのまた情報も得ておりますので、その辺も動きを見ながら、最終的に国保特会の補てんをどうするかを一応検討させていただきたいと思っております。 ○呉屋勉議長 知念吉男議員。 ◆21番(知念吉男議員) これは平成20年度分ですか、最初の年度の分の半額は国が補てんするという何か報道がありましたよね。この分は補てんされていると思うのですよ。だから、残りの分がこのまま尾を引いて、国保財政を圧迫させているわけですから、ぜひこの分は、毎年、どういうふうな制度になってくるかわからぬけれども、しかしこれは国に対して要求すべきは要求するということで頑張っていただきたいと思うのですが、市長、そういう意思はございませんですか。これは一般財源から出るのですよ。 ○呉屋勉議長 市長。 ◎佐喜眞淳市長 知念吉男議員の御質疑にお答えいたしますが、ただいま部長からもお話があったのは、国の動向を見ながら、並びに県内の市町村会の中で調整も図りながら、できるだけ市の負担がないような形でのことをやっていきたいと思っています。 ○呉屋勉議長 知念吉男議員。 ◆21番(知念吉男議員) よろしくお願いします。あと1点だけお願いしたいと思います。17ページ、保険給付費の療養諸費ですけれども、一般被保険者療養給付費が5,686万3,000円減額になっているものの、そっくりそのまま退職者被保険者等療養給付費にこのまままた増という、金額的にも全く同じような増額というところに、また国保財政の仕組みというものがどのようにされているのかなというふうに思うのですが、一般被保険者の療養給付費は減額、これはいいと思うのですけれども、そっくりそのまま退職者の部分は療養がこんなふえてきているのか、このあたりの御説明をお願いしたいと思います。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。今回、国民健康保険課では、国民健康保険の支出の点検ということで、資格の点検を行っております。一般の医療費で支出したものの中に、退職者分がないかということで点検をいたしましたところ、476人分について一般の被保険者療養給付費で支払っていたことが判明したために、支出の科目更正を行ったということで、今回、1目と2目の置きかえをしております。 ○呉屋勉議長 知念吉男議員。 ◆21番(知念吉男議員) あとは委員会で審議を強めていただきたいと思いますけれども、ただ資料として、概要は平成22年度の分までしかないのですよ。そういうことで、先ほどもありましたように、国保の収納率、滞納者数、短期被保険者証、あるいは資格証の発行数、平成23年度の分をまとめていましたら、資料でお願いしたいと思います。以上です。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。今、お求めのありました資料については、提出をしていきたいと思います。 ○呉屋勉議長 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 日程第8.議案第4号 平成23年度宜野湾市下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 本件に対する質疑を許します。     (「進行」という者あり) ○呉屋勉議長 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 日程第9.議案第5号 平成23年度宜野湾都市計画宇地泊第二土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 本件に対する質疑を許します。     (「進行」という者あり) ○呉屋勉議長 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 日程第10.議案第6号 平成23年度宜野湾都市計画佐真下第二土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 本件に対する質疑を許します。     (「進行」という者あり) ○呉屋勉議長 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 日程第11.議案第7号 平成23年度宜野湾市介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 本件に対する質疑を許します。岸本一徳議員。 ◆23番(岸本一徳議員) 資料だけいただきたいと思います。保険給付費の当初からといいますか、各サービスの項目、福祉保健の概要からすると、決算の資料にも各款項目あたりまでサービスの予算状況の推移がありますけれども、これの平成23年度、どのように変わってきたかということで、当初と、それから今現在というのですか、伸びぐあい、それを資料としていただきたいというふうに思いますが、できれば福祉保健の概要に平成22年度はありますので、現時点でのサービスの歳出といいますか、保険給付費の執行というのですか、現時点でのもので結構でございますので、いただきたいというふうに思います。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時31分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時31分) 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お求めの資料について、提出をしていきたいと思います。 ◆23番(岸本一徳議員) 以上です。 ○呉屋勉議長 進めてまいります。 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 日程第12.議案第8号 平成23年度宜野湾市介護老人福祉施設等特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 本件に対する質疑を許します。     (「進行」という者あり) ○呉屋勉議長 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 日程第13.議案第9号 平成23年度宜野湾市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 本件に対する質疑を許します。     (「進行」という者あり) ○呉屋勉議長 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 日程第14.議案第19号 宜野湾市税条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 本件に対する質疑を許します。     (「進行」という者あり) ○呉屋勉議長 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 日程第15.議案第20号 宜野湾市介護保険条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 本件に対する質疑を許します。知念吉男議員。 ◆21番(知念吉男議員) 介護保険条例の改正に関する資料というものをいただいております。その前に、まず宜野湾市高齢者保健福祉計画、あるいは介護保険事業計画の全文が冊子になって、計画は普通、審議までには出てくるものと思っていたのですけれども、概要だけに終わってしまっているのですが、介護保険事業計画の税率の改正だけが中心になっていて、改正によって、これから介護を利用する場合の中身についてはどう変わっていくのかというものが十分に見えないのですけれども、改訂版はいつごろ完成される予定なのか、またこのままでこれはこの概要で終わるのか、まず御説明をお願いしたいと思います。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。今回の第5期の宜野湾市高齢者保健福祉計画並びに介護保険事業計画につきましては、今年度、策定委員会で答申を受けて、2月に策定したところでございます。今回、少しばかり作業がおくれた理由は、国のモデル調査の報告がかなり2カ月ぐらいですか、おくれたような状況がありまして、宜野湾市と国の実施したモデル調査の比較作業ができませんでした。そういう意味では、約2カ月ほどの進捗に停滞を来したという状況がございました。 それで、庁議決定が2月というような状況でございまして、今回は議会の皆様、また関係者の皆様にある程度わかっていただけるような簡単な概要を準備してございますが、年度内には冊子になってお届けをしたいと考えております。 ○呉屋勉議長 知念吉男議員。 ◆21番(知念吉男議員) 年度内には冊子になって配付されるということです。まず、今回、全国的にも介護保険の3年に1度の改定で、介護保険料が基準額として1,000円以上アップされるという報道もされているもとで、宜野湾市の案を見ますと、かなり引き上げという案になっております。 これまでも介護保険サービスは、やはり多くの高齢者が介護を必要とするときに、社会全体で支えようということで、2000年から始まった制度だと思いますけれども、その後、1期から今度5期まで、3期、4期は改定、保険料をそんなに引き上げないで頑張ってこられたのだけれども、今回、こんなに引き上げがあっているということなのですけれども、やはり介護保険の保険料の制定の仕組みがどういうふうになっているのかということから、介護保険料が改定のたびごとに引き上げなければならないというような状況だと思います。 今回、法改定のほうでも、サービスの内容等も改定されているというようなこともありますけれども、まず引き上げの内容について、どういう仕組みでこういうふうに引き上げなければならないのかという点から、御説明をお願いしたいと思います。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時39分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時39分) 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。今回の補正予算書では、12ページに基金繰入金という項目がございますけれども、4期の宜野湾市高齢者保健福祉計画を策定する際には、繰入金の貯金高といいますか、基金高がかなりたくさん残っておりまして、これまで積み立てられた基金が残っておりまして、4期を策定するに当たっては準備基金の繰り入れをしながら進めていきたいということで、当時のかなり景気が低迷した中にあって、介護保険を上げるよりも、これまで積み立てられた基金で運用を図りながら、会計を運営していきたいというような方針で、基準額については上げなかったというように報告を受けております。 今期につきましては、準備基金もかなり底をついた状況になりまして、5期ではこのような蓄積もなかったものですから、今年度の会計処理に当たりましては、これまでの介護給付費の実績及び見込み値について、3期と4期の実績合計額の比較では約22億円が増額されたわけですけれども、今期、4期と5期の計画の比較では約30億円の増額ということがございまして、必要な費用を算定しましたところ、今回の基準額が5,750円というふうにして設定させていただきました。 ○呉屋勉議長 知念吉男議員。 ◆21番(知念吉男議員) 介護保険料に当たって、介護保険の財政運営に当たって、やはり保険料で50%、公費で50%というふうになっていると思うのですけれども、この中で介護給付の25%が国と、それから調整交付金があと5%ということで、あと県、市町村で12.5%、12.5%というふうに財政の仕組みがなっております。そういった意味で、介護保険の仕組みは、高齢者がふえるにつれて、認定者がふえればふえるほど、保険料が加算されていくというふうな仕組みになっている関係で、高齢化社会になるにつれて保険料も上がっていくというのが1つ。 あと一つは、収入がなくても介護保険料が課せられるというのが介護保険料で、収入のない人でも介護保険料を払わないとサービスが受けられないと、納めないとサービスが受けられないというところに、介護保険は、収入の少ない方々にとっては厳しい制度であるということで、現在でも介護認定を受けて、認定度数に合ったサービスを受けるには、それなりの1割の負担をまた支払わなければ、認定に合った介護を受けられないというところで、今、介護認定された方々でもどのぐらいまで1割負担できるのかで、介護を受ける中身も決まってくるというような厳しい状況であると思うのです、これまでも。 そういうもとで、介護保険、これまでも払えない方々、この概要を見ましても、普通調整交付金で1~2年の収納率は69%というふうになっていますけれども、残りの滞納されている皆さんが介護保険を認定を受けられないわけですから、申請もできないというような状況の方々、これは掌握されておりますか。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時45分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時45分) 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。せんだって、議案第20号、介護保険条例の改正に関する資料ということで、皆様にお配りをしてございます8ページに、所得段階別の加入者数というのがございます。その段階で、1段階、2段階、3段階は、特に低所得の方々の段階だというふうにして思われます。人数もその中に記載してございますので、そのことを参考にしていただきたいと思います。 ○呉屋勉議長 知念吉男議員。 ◆21番(知念吉男議員) 介護保険計画5期が策定されているという中で、段階別の人数についてはこの資料からもわかりますけれども、これまでの保険料でも滞納されて、資格がなくなられた方々をもこういう計画の中では調査をされて、こういう市民をどう守っていくかというものも、こういうような計画の中には策定されていくのかというのが1つ。 あと、これまでの介護計画の中でも、今、認定を受けられて特養ホーム、老人ホームに入所希望される方、これは全国では42万人が待機者と言われているのですが、宜野湾市にも待機者がおられると思うのですね。だけれども、特養ホームに入れないと、早くて3年ぐらい待つというような状況が言われているのだけれども、今度の改定に当たって、保険料は引き上げられるのだけれども、こういったサービスの内容はどうなってくるのかなというのが、概要だけではわからないわけですね。 そういった意味で、こういうサービスにおいてはどういうふうな計画がされているのかという、もし制定される計画案に入っているのでしたら、老人特養が増設されるのか、あるいは施設がどうなっていくのかという中身も御答弁をお願いしたいと思います。 ○呉屋勉議長 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。まず、低所得者で介護保険料をこれまで滞納しておられる方の実態だとか、そのようなことに対してどう対応したのかということでお答えをしたいと思いますが、先ほど申し上げました8ページの資料に4期と5期の比較がございます。 今回、4期での3段階につきまして、今5期では3段階と4段階ということで2つに分けてございます。3段階が本人及び世帯全員が市民税非課税で、合計所得金額と課税年金収入額が80万円を超え、かつ120万円以下の人ということで、3段階を設けて設定をいたしました。 この人数は、平成24年度の予測で考えますと、952名ということでございまして、現年度でもかなり滞納しておられる方が多かったということがございまして、4期までは3段階で基準額が年額4万4,600円の0.75の割合を掛けた金額でございましたけれども、今回、3万8,700円ということで、基準額に0.65%を掛けて割合を低くして、支払いがしやすいような対策を講じてございます。原課としても、かなりこの部分がこれまで滞納者が多かったということでございましたので、今回の法改正によりまして、この段階を設けた次第でございます。 それから、5期でどのようにサービスの提供をしていくのかというお話でございますが、資料の6ページを参考にしていただきたいと思いますけれども、今回、日常生活圏域高齢者ニーズ調査を実施しております。その結果を国の実施したモデル調査と比較をいたしましたけれども、まずその中で宜野湾市は独居の高齢者が多いということがわかりました。国のモデル調査では14%ですが、宜野湾市は20.5%ということでございます。 さらに、社会参加、ボランティア活動の参加が少ないということがわかりました。これは、国のモデル調査で19.1が、宜野湾市では7.8%しかいないということでございます。 それから、運動機能や虚弱のリスク者の割合が高いということがわかりました。これは、介護認定者を除く高齢者につきまして、国のモデル調査では運動機能については24.2%、宜野湾市については29.7%ということで、リスクが高い方が多いということですね。それから、虚弱につきましては、国のモデルでは7.7%が、宜野湾市では23.8%ということで、運動機能や虚弱のリスク者の割合が高いということがわかりました。 それから、認知症のリスク者の割合がまた多いということもわかりました。モデル調査では39.9%ですが、宜野湾市では46.9%ということでございます。 このような実態を見て、5期計画ではそれに対応するような施策を展開していきたいというふうにして計画立てております。しかしながら、ある程度予算の範囲内で進めないといけないということもございますので、地域のボランティアの活用もしながら進めていきたいなと考えております。 ○呉屋勉議長 知念吉男議員。 ◆21番(知念吉男議員) 利用者のニーズにこたえて、内容も中身を今説明された部分だけを見ますと、重視されていくのかなというふうに思いますけれども、しかし、私がぱっと見た範囲内では、地域の方々、あるいはボランティアに頼っていくような介護に変わっていくというようなことで、今、介護保険、社会全体で支えるという案はいいけれども、保険料と、あるいは利用料、そしてこれがどんどんと利用が伸びれば伸びるほど保険料もこれに見合って引き上げていかなければならないというような状況で、これを支えるために、地域、あるいはボランティアという中身になるのかなと思うのですけれども、そういうことでは、これからの高齢化に向けた介護保険制度というものが、本当に市民に必要なサービスがふえるのかなというのが1つです。 というのは、皆さん、こういうふうにボランティアや地域の方々の協力と、協働というものをうたっていますけれども、今度、施設などに入所される方々の給付費の国、県、市町村の割合はどうなっていますか。 その説明と同時に、あと長くなりますので、資料をいただいて、後でまた委員会のほうでも審議していただきたいのですが、先ほど部長から説明のありましたこれまでの滞納者の部分、一番3段階に多かったというようなこともありますけれども、各段階で収納率がどうだったのかという資料を平成23年度までの分、これをお願いしたいと、段階別にどのぐらいの方々が滞納されているのかという資料。 それから、今の中身については、ぜひ早目に中身がわからないと、介護の審議が、これだけ保険料を引き上げていかれるにもかかわらず、サービスの内容が減っていくのかという問題が出てくると思いますので、策定は急ぎ配付されるようにお願いしたいと思います。この中で、改善すべきは改善すべきだということで、また改めて議会のほうでも取り上げていきたいと思います。 まず、施設給付費の国の、あるいは県、市の割合について、御説明をいただきたいと思います。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時57分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時57分) 福祉保健部長。 ◎玉那覇豊子福祉保健部長 お答えいたします。先ほど、私が資料の8ページを参考にということで申し上げましたが、大変失礼いたしました。資料の8ページは、基準額を同じようにした場合ということでの算出でございましたので、9ページの基準額を4,950円から5,750円にした場合ということで、今回の提案分でございますので、8ページと申し上げましたものは9ページということで改めさせていただきたいと思います。 それから、老人ホームの入居者等の対応もどうなっているかということも御質問がございましたので、これは今回の一般会計補正予算の55ページの3款1項3目で、説明07で社会福祉法人助成事業ということで、2,000万円の貸付金を予算計上してございます。この4月に新しく老人ホームが開設されることから、貸付金でもって安定的な運営を図っていただくために、開所当時に2,000万円の貸付金ということで支援をしていきたいというふうに考えております。 それから、施設の割合と申しますと、概要にもありますけれども、支出につきましてはちょっと細かくなりますので、大変申しわけありませんが、必要であれば資料で提出をしていきたいと思います。 ○呉屋勉議長 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 午前の会議はこれで終わり、午後は2時から会議を開きます。その間、休憩いたします。(休憩時刻 午後0時00分) △午後の会議 ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午後2時00分) 午前に引き続き、午後の会議を進めてまいります。 日程第16.議案第21号 宜野湾市食育推進会議条例の制定についてを議題といたします。 本件に対する質疑を許します。     (「進行」という者あり) ○呉屋勉議長 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 日程第17.議案第23号 宜野湾市民図書館条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 本件に対する質疑を許します。又吉清義議員。 ◆26番(又吉清義議員) 本条例について、少しだけ確認をさせてください。提案理由のほうに、「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るためにも」ということがあるのですが、例えば各議員から図書館条例について、開館時間とか、そういった時間について、返却のあり方とか、やはり市民サービスのためには必要ではないかという質疑もよく一般質問で出ているのですが、今条例が提出されるに当たって、そのようなことも話し合われたのか、こういうのは一切なかったのか、あったのかということだけをちょっとお伺いしたいと思います。 ○呉屋勉議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時02分) ○呉屋勉議長 再開いたします。(再開時刻 午後2時02分) 教育部次長。 ◎宮城光徳教育部次長 お答えをいたします。図書館の運営に係る内容については、教育部の中でも協議をしておりますけれども、今後、図書館のほうは運営委員会がございますので、その中で詳しい協議についてはやっているというのが現状でございますので、今後、もちろん教育委員会、事務局を含めて、運営委員会の中で協議をしていくということになります。 ○呉屋勉議長 又吉清義議員。 ◆26番(又吉清義議員) 今、部長の説明で、図書館の運営委員会のほうで協議して、それはやられるということです。今回、この条例は運営委員会では協議にのっかったのか、のっからなかったのかということだけをちょっと御説明していただけますか。 ○呉屋勉議長 教育部次長。 ◎宮城光徳教育部次長 お答えいたします。これにつきましては、図書館の運営協議会の中で協議をしていないということでございます。     (又吉清義議員「いいです。あとは委員会に任せます」と呼ぶ) ○呉屋勉議長 進めてよろしいですね。 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 日程第18.議案第28号 宜野湾市水道局布設工事監督者及び水道技術管理者資格基準等に関する条例の制定についてを議題といたします。 本件に対する質疑を許します。     (「進行」という者あり) ○呉屋勉議長 本件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 日程第19.議案第29号 伊利原市営住宅建替工事(A棟建築)の議決内容の一部変更について、日程第20.議案第30号 伊利原市営住宅建替工事(B棟建築)の議決内容の一部変更について、以上2件を一括して議題といたします。 本2件に対する質疑を許します。     (「進行」という者あり) ○呉屋勉議長 本2件については、質疑の段階で継続審議としておきたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」という者あり) ○呉屋勉議長 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。 以上をもちまして、本日の全日程が終了いたしましたので、本日の会議を閉議いたします。なお、次の本会議は3月7日午前10時から会議を開きます。本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。(散会時刻 午後2時06分)...